インプラント

インプラント治療は、歯を失った箇所の顎の骨にチタン製の人工歯根(インプラント体)を埋め込み、それを土台にして人工歯を取り付け、歯の機能を回復させる治療法です。天然の歯に近い見た目と噛み心地を取り戻せるのが特徴です。周囲の歯に負担をかけず、しっかりと噛めるため、食事や会話を快適に楽しめます。また、顎の骨の萎縮を防ぐ効果も期待できます。
インプラント治療は、歯を失った箇所の顎の骨にチタン製の人工歯根(インプラント体)を埋め込み、それを土台にして人工歯を取り付け、歯の機能を回復させる治療法です。天然の歯に近い見た目と噛み心地を取り戻せるのが特徴です。周囲の歯に負担をかけず、しっかりと噛めるため、食事や会話を快適に楽しめます。また、顎の骨の萎縮を防ぐ効果も期待できます。
インプラント治療で事前のカウンセリングと精密な検査がとても大切です。
カウンセリングでは患者様の既往歴、アレルギー、服用中の薬や喫煙、飲酒、生活習慣などを詳しく聞き取らせていただきます。また患者様の希望や不安なども、治療計画に反映させていただきます。
また検査では現在の口腔内の状態やCTで顎の骨の状態(骨量、水分量)などを詳しく調べさせていただきます。
これによっていインプラントを埋入するのに十分な骨量があるか、神経や血管を傷つけるリスクなどをしっかりと調べて患者様に適した治療計画を立てさせていただきます。
インプラント治療計画に同意していただいたあと手術の日程を決めます。
インプラント手術には段階があり
インプラント体と呼ばれる人工の歯の根っこを顎の骨に埋め込む一次手術。
インプラント体と骨が結合したのちに、歯茎を再度切開してアバットメント(人工歯を支える土台)を装着する2次手術があります。
その後、歯ぐきが治癒したら人工の歯をアバットメントに装着してインプラント治療が完了します。
インプラントは人工の歯ですので虫歯にはなりませんが、歯周病に似た「インプラント周囲炎」と呼ばれる病気になることがあります。
インプラント周囲炎は歯周病と同じように進行すると歯茎をやせ細させ、インプラントが脱落してしまったり、骨が溶けてしまうような状態になります。
インプラントを埋め込めばすべて終わりというわけではありません。
しかし、定期的なメインテナンスと日々のセルフケアをしっかりと行えば、インプラントは20年以上持つことも報告されています。
長期的においしく噛めるように歯科医師の指示に従い、丁寧なケアを心がけましょう。